查看原文
其他

【今日は大暑】 1年で一番暑い時期 各国の暑さ対策あれこれ

2016-07-22 人民網日本語版 人民网日文版



「大暑に秋風が吹くと、残暑は厳しい」―722日、物凄い熱波とともに、大暑が訪れた。専門家は、「大暑は1年で最も気温が高い時期であり、極端な高温が人体の心身にさまざまなダメージをもたらす。人々は、熱中症対策を心がけ、日焼け対策にも工夫をこらさなければならない」と注意を呼びかけている。

 

毎年、新暦722日または23日は、太陽の運行が黄経120度に達する「大暑」にあたる。「大暑」は、気温の変化を示す節気の一つである。

 

「大暑」は、ちょうど中伏(夏至以後の4回目の庚の日)の前後に到来する。中国の多くの地域では猛暑となる。良く晴れた日には、太陽が炎のように照り付け、耐えがたい暑さとなる。雨の日は、閉口するほどの蒸し暑さに見舞われる。中央気象台は「20日以降、亜熱帯高気圧が北上するのに伴い、武漢や合肥など長江中下流地域も猛暑となる見込み」と予想している。

 

天津中医薬大学第一附属病院栄養科の李艶玲科長は、熱中症対策として、以下の通りアドバイスしている。

 

「不要な外出は極力避けること、頻繁に水分を補給し、規則的な睡眠とバランスの取れた食事を心がける。卵牛乳肉類を毎日摂取するだけでなく、調理法にも工夫を凝らし、蒸す煮る長時間煮込むとろ火で煮込むなど、さまざまな方法を試みることだ」

 

「全身のだるさ、めまい、動悸、息苦しさ、注意力散漫、大量の発汗、手足のマヒ、喉の渇き、吐き気などの症状が見られた場合、熱中症の前兆であることが多い。これらの症状が出たら、すぐに風通しの良いところで休息し、額に清凉油や風油精(いずれもハッカやユーカリ油を主要成分としたオイルで塗るとひんやりする)を塗る、あるいは人丹や■香正気水(■は草かんむりに霍)を服用すること。塩を少し入れた熱湯、緑豆のスープ、スイカジュース、酸梅湯を飲んでも同様の効果が得られる」

  

夏の暑さをしのぐ!各国の暑さ対策あれこれ


猛暑の夏、少しでも暑さをやわらげ涼しくする工夫は欠かせない。世界各国のバラエティに富んだ夏の「標準対策」をみてみよう。

 

【日本】

 

日本の夏といえば、夏祭りは決して欠かせないビッグイベント。夏が来ると、日本の女性は浴衣を着て、友人と一緒にさまざまな夏祭りに出かけ、ぶらぶらしながら食べ歩く。ビー玉の入ったラムネを飲み、焼きトウモロコシを食べ、かき氷を味わい、金魚すくいに興じる。

 

また流しそうめんは日本で夏に麺を食べるときの独特の方法だ。上品でとても興味深い。竹を縦に半分に割ってそうめん台を作り、そうめん台から茹でたそうめんを水とともに流す。食べる人は、竹の両側で待機して、お箸で流れてきたそうめんをすくい上げ、たれにつけて食べる。

 

スイカ割りもまた日本の夏の風物詩だ。スイカを割る人は目隠しをして、その場で何周かぐるぐる回る。方向感覚がなくなってしまうので、感を頼りにスイカのある方向を見極めた後、棒を振りかざして思い切り叩く。

 

そして、日本の夏は、花火の季節でもある。夏祭りは、派手で壮観な花火大会で締めくくることが多い。自宅の前に数人が集まり、線香花火を楽しむ場合もある。花火を楽しんだ後は、みんなで集まって怪談話に興じる。薄暗く不気味で怖い雰囲気を作りだすことで、暑さを和らげる効果があるという。

 

【韓国】

 

韓国人にとって暑さをやわらげる最良の方法は、「熱をもって熱を制する」というやり方だ。韓国の夏はとても蒸し暑く、気温が40℃に達することも珍しくない。熱々の参鶏湯(サムゲタン)を飲んで「熱をもって熱を制する」ことは、夏の暑さ対策の最良手段となっている。

 

韓国のもう一つの暑気払いの方法は、「お化け屋敷探検」だ。これは日本の「怪談話」の進化版といえよう。

 

【タイ】


 

タイにおける夏の盛大な行事といえば、毎年413日から15日に行われる「水かけ祭り(ソンクラーン)」だ。この期間はタイの新年でもある。盛大な宗教行事が行われるほか、美人コンテストや山車のパレードも行われる。祭りでは人々がお互いに水をかけあって、一年の無事を祈る。

 

タイの人々にとって、夏に欠かすことのできないのが「タイアイスティ」という飲み物だ。熱々のお茶に氷を投入すると、暑いお茶がたちまち冷める。これを一気に飲み干すと、暑さはどこかに吹き飛び、元気が出るという。

 

【スペイン】

 

世界の中でも夏の勢いが最も凄まじい国はスペインだ。毎年8月に行われるトマト祭りは、スペインの人々が我を忘れて狂喜するイベントだ。「トマトの大合戦」が終わると、人々は使える蛇口を全て全開にして、今度はもう一つの戦いである、大通りの掃除を始めるのだ。

 

酷暑の天気に適応するため、スペインの人々は毎日大量の水分を補給しなければならない。そのため、さまざまな夏の飲み物が誕生した。なかでも赤ワインにオレンジジュースまたはレモネードを加え、ソーダとブランデーを入れて作った「サングリア」は、作り方が簡単で安いことから、スペインで最も人気が高い飲み物となっている。

 

【オーストラリア】

 

南半球に位置するオーストラリアの気候は、北半球とは正反対。北半球が厳冬に入るときには、オーストラリアは酷暑の真っただ中だ。そのため、「夏のクリスマス」という不思議な光景が見られる。人々は、砂浜でクリスマスのごちそうを堪能する。さらには、サンタ姿でサーフィンを楽しむ姿も見られる。

 

ポーリワインは、昔から、オーストラリアとドイツで夏に最もよく飲まれており、赤ワインもしくはシャンパンの中にフルーツを浸して作り、パーティには欠かせない飲み物だ。


おススメ

  

【民は食を以て天と為す】食で結ぶ中日の縁

【反感を買う】夏ドラマ「神の舌を持つ男」 中国人のマナー風刺が目立つ

【童心】アニメ界の不動のスター・ピカチュウ 日本人を魅了し続け20年



本微信号内容均为人民网日文版独家稿件,转载请标注出处。

您可能也对以下帖子感兴趣

文章有问题?点此查看未经处理的缓存